2007/09/18 (Tue) GS連載第五話 どっきり☆カラオケフィーバー

「ねえ、葉月くん！カラオケ行こうよ！！」
「・・・いいけど。いつ？」
「今度の日曜日！」
「分かった」
「駅で待ち合わせね！」
「ああ・・・」
　天ちゃんは葉月くんをカラオケに誘った。デートをしたかったというのもあるのだが、どうしても歌いたい曲があったのだ。
　当日。
「お待たせ～」
「別に、そんなに待ってない。お前、その服・・・」
「へ、変かな・・・？」
「いや。いいな、それ。好きだよ、そんなの」
　葉月くん、それちょっとロリなファッション系なんですけど、大丈夫ですか？好きとか言ったら、天ちゃんのフリフリ度が更に増しますよ？似合ってるか似合ってないかで聞かれたら、間違いなく似合ってるけど、セクシーとはほど遠い格好。
「じゃあ、行こう、葉月くん」
　天ちゃんはウキウキしながらカラオケに向かった。
「最初に歌っていい？」
「ああ」
　天ちゃんが入れたのは、「白き瞑目の残像(by藤原泰衡)」。カラオケの盛り上がりを手助けする曲じゃない。

ー重くなる瞼が見たものは
　水面に消え行く波紋
　誇らしく咲いた真っ白き蓮
　永遠の残像よ♪ー

　死ネタソングです。間違いなく死ネタソングです。それをノリノリで歌う天ちゃんは何者？葉月くんはどういうことだかよく分からず、とりあえず聞いてる。
「あれ？葉月くん、曲入れないの？」
「・・・いい。お前、楽しそうだし。見るのも面白い」
「そ、そんなに変顔で歌ってる？」
「いや、楽しそうだ」
「そ、それなら遠慮なく歌うよ」
　そこから天ちゃんの遙かオンパレードの曲で続いていった。カモメにならないかいとかも恥ずかしげもなく歌った。普通の人なら引いてるだろうが、葉月くんは歌の内容よりも天ちゃんに見入っていたので、全然問題なかったようだ。実際、葉月くんにとって女の子として見てるのは昔から天ちゃんだけだ。恋は盲目とはまさにこのことである。
　その日の終わり。
「ごめんね、葉月くん。私だけ歌っちゃって・・・」
「いや、楽しかった。また・・・」
「？」
「・・・何でもない。じゃあ、気をつけて」
「うん！またね！葉月くん！！」
　どうしてもう相思相愛なのにも関わらず、全く気が付かない二人なのだろう。そしてそれはこれからも長らく続いていく・・・。

　天ちゃんより葉月くんの方がおかしな人みたいな感じがしました。葉月くん好きなのに、なかなかうまく動いてくれません。天ちゃんは動かしやすいけどね☆
　そして何故いきなり白き瞑目の残像をチョイスしたのかというと、ちょうど聞いてたからです。泰衡さんのこの曲大好きですしね。

　今日はもう蒼紫のことが頭から離れませんでした。いまさらながらるろ剣にはまってしまうとは・・・蒼紫受けとかもすんごいキュンキュンしました。蒼紫ってかっこよくて可愛いんですもんvV性格も大好きですし、ラストの方の蒼紫の衣装も好きです。すっきりした感じで。肌蹴ると傷もあるんですよ、蒼紫。それも素敵で・・・vV　基本は夢小説をあさって読んでます。自分の名前は決して使いませんけど☆基本的に蒼紫で使うのは「輝」です。これはゲーム十勇士陰謀編の主人公の名前なのですよ。つまり私は蒼輝が好き・・・。