乙女ゲームのことやら色々よろずに日々思いついたことなどをつらつら書いております。ノーマルも勿論好きですが、腐ってるのも好きなので、苦手な人は注意。
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「あの・・・すみません、教室どこですか?」
天ちゃんの特技はしょうも無いところで迷子になることだ。教室は目の前にあるというのに、気付かない。
「あなた、目の前にあるでしょう。あそこよ」
「あ、ありがとう。えっと・・・」
「有沢志穂よ」
「ありがとう、有沢さん」
「あなたは有名な高等部からの入学生よね?」
「ゆうめい・・・?」
「そう、主席で合格して、さっきの入学式で盛大に転んだ子」
「あうぅ・・・」
一生に一度の場面でそんなことをしてしまう。それが天ちゃんだ。
「あ、有沢さんは葉月くんって知ってる?」
天ちゃんは葉月との出会いを運命だと信じてる。葉月のことを知りたくて仕方が無い。
「中等部からあがってきた人で葉月珪を知らない人はいないわ。成績優秀、スポーツ万能で、最近はモデルまでやってるらしいし・・・」
「そ、それじゃ、やっぱりモテモテだよね・・・」
「さあ、それはどうかしら」
「え?どういうこと?」
「いつも無愛想だから、周りに人がいるところを見たことがないし、みんな敬遠してるみたい」
「へぇ・・・」
天ちゃんにとってはありがたいことだと思ってもいいのだろうか。とりあえず、容易に葉月と接触できることは分かった。
そして図太くも有沢さんのアドレスを聞き出した天ちゃん。ホームルームでまた恥ずかしい思いはしたものの、無事入学式が終わった・・・と思ったら、放課後。
「ひゃあっ!!」
転んでしまった。そして天ちゃんが転ぶときは決まって特別な時だ。
「あなた、何をしているの?そこにいたら邪魔よ」
「す、すみましぇん・・・」
顔面からダイブしたせいか鼻を擦りむいてしまったらしい。
「あら、あなた怪我してるじゃない。ギャルソン!この子の手当てをしてあげて」
「はい、お嬢様」
ギャルソンと呼ばれたおじいさんは天ちゃんを手際よく治療してくれた。親切な人達だと天ちゃんは感動していた。
「ありがとうございます、ギャルソンさん、あと・・・どなたですか?」
「あなた、瑞希を知らないの?」
「う、うん・・・今日からはば学の生徒だから・・・」
「そう、それなら瑞希を知らなくて当然ね。須藤瑞希。瑞希は学園のエトワールなの」
「エドワード?」
「違う!!憧れってこと!!」
「へえ・・・すごいねえ・・・」
本気で感動する天ちゃん。その様子に満足したのか瑞希は機嫌良く言った。
「本当は瑞希は人気者だから特定の人と仲良くはしないんだけど、あなたは特別仲良くしてあげる」
「わあいvやったぁ!」
「じゃあ・・・ギャルソン、行くわよ」
「はい、お嬢様・・・どうかお嬢様と仲良くしてあげて下さいね」
「はい!とても名誉です!!」
瑞希が去った後、天ちゃんは一人で帰宅し、部屋に篭ってあれこれ考えていた。
(どうして葉月くんはモテないんだろう・・・学園でだけなのかもしれないけど。知りたいなあ、葉月くんのこと)
「ただいまー!姉ちゃん、無事?」
「無事だよぅ。毎回そんなこと聞かなくても大丈夫なのに・・・」
「大丈夫じゃないから聞いてるんだよ。どう?いい男いた?」
「尽には関係ないじゃん!」
「あるよ!姉ちゃんが彼氏でも作ったら、俺は姉ちゃんのお守りから開放されるんだもん」
「別に尽に迷惑かけてないじゃん!」
「かけてるから言ってるんだよ」
と不毛な争いをして、長い一日が終わった。
天ちゃんの特技はしょうも無いところで迷子になることだ。教室は目の前にあるというのに、気付かない。
「あなた、目の前にあるでしょう。あそこよ」
「あ、ありがとう。えっと・・・」
「有沢志穂よ」
「ありがとう、有沢さん」
「あなたは有名な高等部からの入学生よね?」
「ゆうめい・・・?」
「そう、主席で合格して、さっきの入学式で盛大に転んだ子」
「あうぅ・・・」
一生に一度の場面でそんなことをしてしまう。それが天ちゃんだ。
「あ、有沢さんは葉月くんって知ってる?」
天ちゃんは葉月との出会いを運命だと信じてる。葉月のことを知りたくて仕方が無い。
「中等部からあがってきた人で葉月珪を知らない人はいないわ。成績優秀、スポーツ万能で、最近はモデルまでやってるらしいし・・・」
「そ、それじゃ、やっぱりモテモテだよね・・・」
「さあ、それはどうかしら」
「え?どういうこと?」
「いつも無愛想だから、周りに人がいるところを見たことがないし、みんな敬遠してるみたい」
「へぇ・・・」
天ちゃんにとってはありがたいことだと思ってもいいのだろうか。とりあえず、容易に葉月と接触できることは分かった。
そして図太くも有沢さんのアドレスを聞き出した天ちゃん。ホームルームでまた恥ずかしい思いはしたものの、無事入学式が終わった・・・と思ったら、放課後。
「ひゃあっ!!」
転んでしまった。そして天ちゃんが転ぶときは決まって特別な時だ。
「あなた、何をしているの?そこにいたら邪魔よ」
「す、すみましぇん・・・」
顔面からダイブしたせいか鼻を擦りむいてしまったらしい。
「あら、あなた怪我してるじゃない。ギャルソン!この子の手当てをしてあげて」
「はい、お嬢様」
ギャルソンと呼ばれたおじいさんは天ちゃんを手際よく治療してくれた。親切な人達だと天ちゃんは感動していた。
「ありがとうございます、ギャルソンさん、あと・・・どなたですか?」
「あなた、瑞希を知らないの?」
「う、うん・・・今日からはば学の生徒だから・・・」
「そう、それなら瑞希を知らなくて当然ね。須藤瑞希。瑞希は学園のエトワールなの」
「エドワード?」
「違う!!憧れってこと!!」
「へえ・・・すごいねえ・・・」
本気で感動する天ちゃん。その様子に満足したのか瑞希は機嫌良く言った。
「本当は瑞希は人気者だから特定の人と仲良くはしないんだけど、あなたは特別仲良くしてあげる」
「わあいvやったぁ!」
「じゃあ・・・ギャルソン、行くわよ」
「はい、お嬢様・・・どうかお嬢様と仲良くしてあげて下さいね」
「はい!とても名誉です!!」
瑞希が去った後、天ちゃんは一人で帰宅し、部屋に篭ってあれこれ考えていた。
(どうして葉月くんはモテないんだろう・・・学園でだけなのかもしれないけど。知りたいなあ、葉月くんのこと)
「ただいまー!姉ちゃん、無事?」
「無事だよぅ。毎回そんなこと聞かなくても大丈夫なのに・・・」
「大丈夫じゃないから聞いてるんだよ。どう?いい男いた?」
「尽には関係ないじゃん!」
「あるよ!姉ちゃんが彼氏でも作ったら、俺は姉ちゃんのお守りから開放されるんだもん」
「別に尽に迷惑かけてないじゃん!」
「かけてるから言ってるんだよ」
と不毛な争いをして、長い一日が終わった。
長いわ!!というツッコミが来そうです。実際私がそう思いました(自分で思ったんかい!!)。
有沢志穂
学年トップクラスの成績。勉強を大切にしてる。
守村くんが好き。
面倒見がよいので、天ちゃんの面倒も投げ出さないでくれる。
花屋でバイトしてたりする。
須藤瑞希
金持ちの娘でフランス帰り。
なぜか友達できない。
意地を張ってるところが非常に可愛らしい。
天ちゃんと普通に会話できる人。
あ~、センターの申し込みしなきゃですよ。そんな時期なんですね・・・早いですよ。あっと言う間ですね。頑張らねば。
今日のバドミントンのせいで右手首痛いです・・・プルプルする・・・!!
有沢志穂
学年トップクラスの成績。勉強を大切にしてる。
守村くんが好き。
面倒見がよいので、天ちゃんの面倒も投げ出さないでくれる。
花屋でバイトしてたりする。
須藤瑞希
金持ちの娘でフランス帰り。
なぜか友達できない。
意地を張ってるところが非常に可愛らしい。
天ちゃんと普通に会話できる人。
あ~、センターの申し込みしなきゃですよ。そんな時期なんですね・・・早いですよ。あっと言う間ですね。頑張らねば。
今日のバドミントンのせいで右手首痛いです・・・プルプルする・・・!!
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