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乙女ゲームのことやら色々よろずに日々思いついたことなどをつらつら書いております。ノーマルも勿論好きですが、腐ってるのも好きなので、苦手な人は注意。
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2007/09/16 (Sun)                  GS連載第四話 部活動はどうするの?
「天ちゃん、部活動はどうするか決めたの?」
 何故だか天ちゃんのあだ名は学園中にすぐに広まってしまったので(本名よりも早く)、天ちゃんはあだ名で呼ばれるのがすっかり定着してしまった。
 そして今話し掛けてきたのは、同じクラスの珠ちゃん。天ちゃんとはすぐに仲良くなれた。雰囲気も何となく似ている。しかし珠ちゃんは天ちゃんほどミラクルなことは起こさない。むしろ程よいぐらいの天然だ。
「手芸部に入ることにしたの!」
「天ちゃん、手芸が得意なの?」
「得意っていうか・・・趣味」
 天ちゃんは生粋のコスプレイヤーだ。よくコスプレ衣装を作るので、いっそ部活動として活かそうという魂胆だ。
「珠ちゃんはどうするの?」
「私は男子バスケ部のマネージャーをしようと思って」
「すごいねえ・・・今度見に行っていい?」
「うん、いいと思うよ」
 そして数日後、天ちゃんは本当に来た。手芸部がバスケ部より少し早く終わるのは天ちゃんも分かっていた。だから来たのだ。
「珠ちゃん、どこかなぁ」
 きょろきょろと体育館を眺めていると、一人の男子が声をかけてきた。
「お前、そんなところで何してんの」
「ほえ?」
 天ちゃんでも一応名前を知っていた。何故なら珠ちゃんの口から頻繁に出てくる名前だからだ。
「えっと・・・鈴鹿くんだっけ?」
「そうだけど」
「珠ちゃんはどこですか?」
「あんた、紺野の知り合いか」
「無二の友です」
「・・・へえ」
 普通の女子高生からは聞かないような言葉が出てきて、鈴鹿には難しかったようです。とりあえず友達というのは分かったようなので、珠ちゃんを呼んでくれた。
「天ちゃん!本当に来たの?」
「うん!鈴鹿くんが珠ちゃんを呼んで来てくれたの」
「よく鈴鹿くんって分かったね。顔知らないのに」
「だっていつも頬にバンソーコー貼ってる人って言われたら、誰だって分かるよ。葉月くんをモデルって言ってるようなぐらい分かるよ」
 天ちゃんは時々妙なことを言い出すので、そこはスルーしてあげよう。
「やっぱり大変そうだね、バスケ部のマネなんて」
「そんなことないよ。バスケしてるの見るの好きだし」
「そうだよね、生足って萌えるもんねv」
「え?」
 そこから天ちゃんの生足トークが始まった。それが終わる頃には洗濯物やら何やらいっぱいあった。
「あ、そろそろ仕事が・・・ごめんね、天ちゃん!」
「ううん。ごめんね、話し込んじゃって・・・」
「じゃあ、また明日ね!」
「うん!」
 また明日と言ってくれるあたり、珠ちゃんは優しい。これまでの天ちゃんのトークを聞いて、まだ友達でいてくれるらしい。それほど天ちゃんのトークはヤバイものだった。
「さて、帰ろうかな・・・て、きゃあっ!」
 足元にあったバスケットボールで派手に転ぶ天ちゃん。お約束だ。
「う~・・・痛いよぅ・・・」
「悪い、大丈夫か?」
「た、多分・・・」
 どうやら鈴鹿が放置していた物らしい。
「お前、天って名前なのか?変な名前だな」
「いや、名前じゃなくてあだ名・・・」
「じゃあな!天!」
「だから名前はそうじゃ・・・」
 否定しそこねた。しかも何の手当てもしてもらえなかった。
 ちょっと拗ねながら帰ろうとすると葉月くんに会った。
「あれ?葉月くんも部活?」
「いや、俺、帰宅部・・・」
「じゃあ、何でこんな時間に?」
「・・・寝てた」
「いいなぁ・・・気持ちいいだろうな・・・」
「・・・寝たかったら寝たらいいだろう」
「駄目。部活あるもん」
「何部?」
「手芸部だよ」
「・・・手芸部は顔面に怪我するのか?」
 鼻の頭が擦りむけているのは、誰がどう見ても分かる。
「そ、それはさっき転んで・・・」
 何だか恥ずかしくなって顔を隠す天ちゃん。しかし肝心の鼻が隠れてない。
「ちょっと待ってろ」
「へ?」
 葉月くんはしばらくすると戻ってきて、濡らしたハンカチで天ちゃんの鼻の頭を拭いてくれた。実はこれ、猫の刺繍入り。
「ありがとう、葉月くん!」
 天ちゃんはもう死んでもいいような気分だった。大好きな葉月くんが天ちゃんの為にハンカチを濡らしてくれた。そして何より猫の刺繍という美味しい設定付きだ。もうそれはそれは嬉しそうに微笑んだ。天ちゃんは美少女なので、微笑むとまるで天使のようである。
 それを見た葉月くんは赤くなった顔を逸らした。
「・・・もう暗いから送る」
 この言葉を聞いた天ちゃんはもう天国に行くような気分だった。
「うん!ありがとう、葉月くん!!」



 だから長いんだって、小説が!!あっさり読むには長すぎるだろう!!私、これ最初四コマにでもしようかなとか思ってたけど、これを四コマにしたらどれだけかかるんだよ!!

紺野珠美
おっとりしていて可愛い子。
怒ると非常に恐いと噂。
鈴鹿くんが好き。
天ちゃんのクラスでの保護者。

鈴鹿和馬
バスケ馬鹿。
熱血漢。
ちょっとオツムが残念な子。

 プロフィールはこんなものかな?今回はこんなもんですね。早くなっちゃんとか姫条くんとか出したいですね。この二人がいるとツッコミとか楽になりますから。ツッコミいないと収集がつきませんから、やりすぎるのが難しいのです。

 今日は弟の体育大会を見に、母校に行きました。父の母校でもあります。友達に会って、すっかり話し込んでしまいました。いや、皆さんいろいろ大変そうですね。雨に降られたりとかちょっと大変でしたが、まあ楽しかったですよ。恩師にも会えましたし。ただ、高校の体育大会終わってから、中学の体育大会見るとしょぼいですね。もっとシャキシャキ歩け!!って言いたくなります。服装も髪型も乱れてるし・・・高校が厳しいだけなんですけど。うちの高校が特に。見慣れると非常に不快なもんですね。服装・髪型の乱れって。なんか地域住民の気持ちが分かる気がする今日この頃でした。
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