乙女ゲームのことやら色々よろずに日々思いついたことなどをつらつら書いております。ノーマルも勿論好きですが、腐ってるのも好きなので、苦手な人は注意。
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もうすぐ戦が始まる。その前に九郎のもとへ辿りつかなくてはならない。将臣は馬に乗ろうとした。
「・・・お前一人で行くとは・・・つまらんな」
「知盛。お前は来る必要はない。これは俺の問題なんだから」
「このように楽しいことを・・・俺が黙って見ていると思うか?」
「知盛」
「楽しみは共に・・・味わおうぜ・・・兄上」
「・・・好きにしろよ・・・ったく」
こうして将臣と知盛は九郎のもとへ急ぐ。
途中、鎌倉側の武士にも会ったが、知盛がほとんど倒してしまった。
「知盛、お前、腕は鈍ってないみたいだな」
「くっ・・・当たり前だろう・・・?」
やはり知盛は平家の最高の将だと将臣は思う。普段の生活に多少問題はあるが、頼りにはなる奴だ。
「もうそろそろ見えてくるはずなんだ・・・」
もしかしたら、奥州の兵とも戦わなくてはならないかもしれない。簡単に通してくれるとは限らない。
それでも行かなくてはならないのだ。自分の願いを叶える為には。
「見えてきたな・・・」
奥州の軍は警戒こそしたが、襲っては来なかった。というのも、泰衡から命令があったのだ。通すようにと。幸い、知盛は元は殿上人で、特徴はよく知られている。身分の高い者に、だが。泰衡もまた、知っていたし、九郎から聞いたこともあった。だから、通してもらえたのだ。
「九郎!!」
将臣が声をあげる。九郎が長い髪を揺らし、振り向いた。
「将臣?!」
驚いた表情。当然だろう。いるはずがないのだから。
将臣は馬から降りて、九郎のもとに走った。
「何故来た!俺は平家になど行かないと言っただろう!!」
「別にどこでもいいんだよ。お前が生きている場所ならどこでも。だから、来い。九郎」
「し、しかし・・・俺だけ逃げるのは嫌だ・・・弁慶だけを犠牲にして・・・のうのうと生きてなどいられない・・・」
「弁慶は生きてたんだよ!望美と一緒に俺たちの世界に行ってたんだ」
「え・・・」
「早くしろ、九郎!!戦が始まっちまうだろ!!」
「しかし、平泉はどうなる?俺のせいで戦が起こったというのに・・・」
九郎には恩がある。罪悪感だって消せない。
「行くがいい、九郎。どこへなりとも・・・」
「泰衡・・・しかし・・・」
「お前がいない程度のことでこの平泉が負けるはずなどないだろう」
「泰衡・・・」
泰衡が無理を言ってるのは誰が見ても分かることだ。勢いは鎌倉側にある。
「・・・早く連れて行け。還内府」
泰衡が将臣に目配せする。将臣は九郎を無理矢理馬に乗せ、自分も同じ馬に乗り、馬を走らせた。
「・・・どこへでも行くがいい・・・お前が生きていられる場所へ・・・」
泰衡はそう呟いた。
「・・・お前一人で行くとは・・・つまらんな」
「知盛。お前は来る必要はない。これは俺の問題なんだから」
「このように楽しいことを・・・俺が黙って見ていると思うか?」
「知盛」
「楽しみは共に・・・味わおうぜ・・・兄上」
「・・・好きにしろよ・・・ったく」
こうして将臣と知盛は九郎のもとへ急ぐ。
途中、鎌倉側の武士にも会ったが、知盛がほとんど倒してしまった。
「知盛、お前、腕は鈍ってないみたいだな」
「くっ・・・当たり前だろう・・・?」
やはり知盛は平家の最高の将だと将臣は思う。普段の生活に多少問題はあるが、頼りにはなる奴だ。
「もうそろそろ見えてくるはずなんだ・・・」
もしかしたら、奥州の兵とも戦わなくてはならないかもしれない。簡単に通してくれるとは限らない。
それでも行かなくてはならないのだ。自分の願いを叶える為には。
「見えてきたな・・・」
奥州の軍は警戒こそしたが、襲っては来なかった。というのも、泰衡から命令があったのだ。通すようにと。幸い、知盛は元は殿上人で、特徴はよく知られている。身分の高い者に、だが。泰衡もまた、知っていたし、九郎から聞いたこともあった。だから、通してもらえたのだ。
「九郎!!」
将臣が声をあげる。九郎が長い髪を揺らし、振り向いた。
「将臣?!」
驚いた表情。当然だろう。いるはずがないのだから。
将臣は馬から降りて、九郎のもとに走った。
「何故来た!俺は平家になど行かないと言っただろう!!」
「別にどこでもいいんだよ。お前が生きている場所ならどこでも。だから、来い。九郎」
「し、しかし・・・俺だけ逃げるのは嫌だ・・・弁慶だけを犠牲にして・・・のうのうと生きてなどいられない・・・」
「弁慶は生きてたんだよ!望美と一緒に俺たちの世界に行ってたんだ」
「え・・・」
「早くしろ、九郎!!戦が始まっちまうだろ!!」
「しかし、平泉はどうなる?俺のせいで戦が起こったというのに・・・」
九郎には恩がある。罪悪感だって消せない。
「行くがいい、九郎。どこへなりとも・・・」
「泰衡・・・しかし・・・」
「お前がいない程度のことでこの平泉が負けるはずなどないだろう」
「泰衡・・・」
泰衡が無理を言ってるのは誰が見ても分かることだ。勢いは鎌倉側にある。
「・・・早く連れて行け。還内府」
泰衡が将臣に目配せする。将臣は九郎を無理矢理馬に乗せ、自分も同じ馬に乗り、馬を走らせた。
「・・・どこへでも行くがいい・・・お前が生きていられる場所へ・・・」
泰衡はそう呟いた。
<あとがき>
もうそろそろ最後ですよ!!
なんかかなり内容はしょってますね(汗)
でもだいぶ文字打つの早くなったので、よしとします。文章能力は・・・まあ、微妙ってことで・・・。
とりあえず、次はどんなのにしようかなと考案中・・・オリジナルなやつもするかもしれませんが、何せ文章能力及びネーミングセンスもかけてますからね(汗) 後者はあまりに恥ずかしすぎる・・・!!
<日記>
今日はソフィリアさんと遊びました。絵を描いて。ラブレボも少し見せました。といいうより半ば強引に(笑)
絵を貰いましたよ。サンキューです!!
その後、親とディナーですよvV びっくりド○キーで。美味しかったです。アイスも帰りに買ってもらいました。弟が修学旅行中なので、一人っ子気分を満喫してみました・・・vV なんか楽しいんですよね~、弟を可愛いとは思ってるんですけどね(笑) やっぱり自分の為だけに何かしてもらうのっていい・・・vV
もうそろそろ最後ですよ!!
なんかかなり内容はしょってますね(汗)
でもだいぶ文字打つの早くなったので、よしとします。文章能力は・・・まあ、微妙ってことで・・・。
とりあえず、次はどんなのにしようかなと考案中・・・オリジナルなやつもするかもしれませんが、何せ文章能力及びネーミングセンスもかけてますからね(汗) 後者はあまりに恥ずかしすぎる・・・!!
<日記>
今日はソフィリアさんと遊びました。絵を描いて。ラブレボも少し見せました。といいうより半ば強引に(笑)
絵を貰いましたよ。サンキューです!!
その後、親とディナーですよvV びっくりド○キーで。美味しかったです。アイスも帰りに買ってもらいました。弟が修学旅行中なので、一人っ子気分を満喫してみました・・・vV なんか楽しいんですよね~、弟を可愛いとは思ってるんですけどね(笑) やっぱり自分の為だけに何かしてもらうのっていい・・・vV
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