乙女ゲームのことやら色々よろずに日々思いついたことなどをつらつら書いております。ノーマルも勿論好きですが、腐ってるのも好きなので、苦手な人は注意。
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「・・・弁慶が来ない・・・」
いつまで経っても来ない弁慶に九郎は痺れを切らしていた。北に移動しろとはいったいどういうことなのだろう。
悪い予感がした九郎は一旦引き返すことにした。
「・・・九郎か」
「泰衡!弁慶について何か知らないか?来ないんだ」
「・・・どうして戻ってきた?今までのことを考えれば、あの男のとる行動ぐらい分かるはずだろう」
「泰衡?」
「弁慶ならお前を逃がす為に、囮になった。今ならまだ遅くはない。逃げろ」
「!!」
逃げるなど、九郎の選択肢にはなかったことだ。弁慶を犠牲にしたまで、逃げる意味なんてない。今まで共に過ごしてきたのだから・・・。
「そんなの・・・俺には出来ない・・・俺がもう一度兄上と話し合って・・・!」
「無駄だ。今までもそうだったのだ。無理に決まっている」
「しかし!」
「どうしてもというのなら、平家を頼るといい。つてがあるのだろう?」
「な・・・!」
将臣を頼れというのか?
裏切ったあいつを・・・?
「それは・・・出来ない」
「ではどうするつもりだ」
「・・・弁慶が戻ってくるのを待つ」
「帰っては来ないぞ」
「いや、絶対帰ってくるんだ!策があると言っていたんだから!!」
帰ってこないことなんて自分でも分かっていた。
それでも自分だけ逃げるようなことだけはしたくなかったのだ・・・。
いつまで経っても来ない弁慶に九郎は痺れを切らしていた。北に移動しろとはいったいどういうことなのだろう。
悪い予感がした九郎は一旦引き返すことにした。
「・・・九郎か」
「泰衡!弁慶について何か知らないか?来ないんだ」
「・・・どうして戻ってきた?今までのことを考えれば、あの男のとる行動ぐらい分かるはずだろう」
「泰衡?」
「弁慶ならお前を逃がす為に、囮になった。今ならまだ遅くはない。逃げろ」
「!!」
逃げるなど、九郎の選択肢にはなかったことだ。弁慶を犠牲にしたまで、逃げる意味なんてない。今まで共に過ごしてきたのだから・・・。
「そんなの・・・俺には出来ない・・・俺がもう一度兄上と話し合って・・・!」
「無駄だ。今までもそうだったのだ。無理に決まっている」
「しかし!」
「どうしてもというのなら、平家を頼るといい。つてがあるのだろう?」
「な・・・!」
将臣を頼れというのか?
裏切ったあいつを・・・?
「それは・・・出来ない」
「ではどうするつもりだ」
「・・・弁慶が戻ってくるのを待つ」
「帰っては来ないぞ」
「いや、絶対帰ってくるんだ!策があると言っていたんだから!!」
帰ってこないことなんて自分でも分かっていた。
それでも自分だけ逃げるようなことだけはしたくなかったのだ・・・。
なんか弁九みたい・・・(笑)
そして明日は課題の為更新できるかどうか・・・。
そして明日は課題の為更新できるかどうか・・・。
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