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乙女ゲームのことやら色々よろずに日々思いついたことなどをつらつら書いております。ノーマルも勿論好きですが、腐ってるのも好きなので、苦手な人は注意。
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2007/07/09 (Mon)                  devotion story1
外は雪。風に吹かれて、激しく打ちつけるように降る雪。それはこの国事態をよく表している。
「まだ・・・止まないのか・・・」
 輝くような金髪の髪をサラサラと揺らし、窓に近付く青年。太陽に見放されたように、白い肌をしている。
 彼は決して外に出られないわけではない。しかし、出ない。彼の体は昔のように、彼だけの物ではなくなっているからだ。
 数年ほど前、この国は戦争を始めた。先々代の王の治世の頃だ。今まで、友好国として交流してきた隣の国とだ。目的は領土拡大。ただそれだけだった。
 この国は非常に寒い国だ。農地となる土地は国土の半分もない。その代わりに狩りをして生活をしている。もちろん、決まった税収など殆どない。それが、領土拡大の理由だと、表向きはそうなっている。
 しかし、裏の理由は違うのだということを、この青年は知っている。知っているからこそ、戦争を止めない。止めるわけにはいかなのだ。
 彼の名はジャンダルム。数年前まで、この国の第二王子だったものだ。今は王だ。公式の場で公表したわけではないので、本当の王だというわけではないが、もう彼以外にふさわしい血筋の者はいない。
 しかし、彼がそのことを望んでいたかというと、そうではない。
 彼は誰よりも平和を望んでいた。そして、穏やかな人物だった。とてもじゃないが、戦争なんて出来る人物ではなかったのだ。
 彼を変えたのは何だったのかは、この振り続ける雪だけが知っている。そして彼の想い人への感情も然りだ。
「今頃君はどうしているだろうか・・・」
 そう呟く表情は、決して恋に浮かれている様子も無く、ただただ苦しげだった。この空に似合わない彼の蒼い、まるで南国の海のような瞳には、悲しみの色しか見出せない。それでも彼は気丈に、かつ冷酷に命令を下さなくてはならない。
 次の攻め入る土地は隣国の最後の関所であると・・・。
 それは王としては辛い命令ではない。どちらかと言えば、そのような命令が下せるほど良い戦況であることを喜ぶべきなのかもしれない。でもジャンダルムにはどうしても喜べない理由がある。その隣国の姫こそが、彼の想い人なのだから。

 あの頃の幸せはもう戻らないであろうことは、僕達が一番よく分かっている。それでも、振り返り、悲しんでしまう。それが人間の性だというのなら、人間はなんて弱い生き物なのだろう・・・。


to be continued.

眠いです。でも課題があるんです。
今日は無事(?)学校応援でしたよ~。しかし残念ながら負けてしまい・・・(泣) 頑張ったと思うんですがね・・・惜しかったです。頑張っても報われないって悲しいことですよね。でも私は頑張ることに意味があるのだと思います。実際私はあまり頑張ってませんけどね(汗)
さてと・・・頑張って今から課題しましょう~!!
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