乙女ゲームのことやら色々よろずに日々思いついたことなどをつらつら書いております。ノーマルも勿論好きですが、腐ってるのも好きなので、苦手な人は注意。
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幼い頃のジャンダルムにとってエデンはお姉さんのような存在であったが、次第にそれは変化していった。
初めて2人で外に出かけたときはジャンダルムが手を引いて歩いた。自分の国だから、自分で案内しようと思ったからだ。しかし、ジャンダルムは外に出たことがないので、当然いい場所なんて知らない。それでも率先して歩いた。エデンも楽しそうに歩いていた。
城の中で遊ぶこともあった。ジャンダルムの兄のレニーラントとエデンの双子の弟のラインとも一緒に。それでも、エデンとはいつもペアだったようなものだ。かくれんぼの時も、鬼ごっこの時も、いつも2人でいた。それが良かった。そのままで良かった。
しかし、次第にエデンと会えない期間が長く続くようになる。それでも2人の絆は深まるばかりだった。毎日のように手紙を互いに書いていたし、お互いがお互いに恋をしていた。苦しくとも、まだ平気だった。2人は婚約者でいられたからだ。
しばらくすると戦争が始まった。どうして始まったかなんて、その時のジャンダルムには分からなかった。早く終わることを願っていたが、もう合うことは許されないだろうと心のどこかで思っていた。だから、せめてもう一度会いたくて、ジャンダルムは隣の国に密入国した。ひっそりと、ただ一人の護衛だけ連れて。
こうしてあらかじめ手配してあった場所でエデンに会った。お互いが自分の立場を理解していて、それと同時に諦めきれないでいた。
「ジャン・・・好きだよ・・・ずっとずっと、小さい頃から・・・ずっと・・・!これからもそうだから!」
「エデン・・・僕もだよ。好きだ・・・ずっと・・・この先の未来も・・・」
もう会えないと分かっていた。それでも止められなかった。だから、約束をした。叶えられないと分かっていた約束を。
「エデン・・・いつか必ず君を迎えに来るから・・・」
「・・・うん!私も待ってる・・・!」
2人は初めての口付けを交わす。あんなに長くいたけれど、これが初めてだった。
この約束がジャンダルムにとってはかけがえのないものだった。約束を守りたいと思った。だから今も必死に耐えている。全てを投げ出してしまいたいと何度も思ったが、ジャンダルムはこの約束がある限り、全てを投げ出せない。
「・・・本当は憎むべき相手なのに・・・」
先々代の王である父も、先代の王である兄もこの戦争で亡くなった。隣の国は憎むべき相手だと思っているし、ジャンダルムにとっても許せない相手だ。だからと言って、エデンを憎むことは出来ない。愛しさ以外の感情など湧くはずもない。だから苦しい。憎むべき相手と愛しい相手が同一であり、このどうしようもない悲しさだけがじわじわと体中に染み込んでいくようだ。
兄の言葉がなければ、今頃彼は降伏し、死刑になっていただろう。その方がいっそ楽だったかもしれない。でも、知ってしまったからには、死ぬわけにはいかなかった。
初めて2人で外に出かけたときはジャンダルムが手を引いて歩いた。自分の国だから、自分で案内しようと思ったからだ。しかし、ジャンダルムは外に出たことがないので、当然いい場所なんて知らない。それでも率先して歩いた。エデンも楽しそうに歩いていた。
城の中で遊ぶこともあった。ジャンダルムの兄のレニーラントとエデンの双子の弟のラインとも一緒に。それでも、エデンとはいつもペアだったようなものだ。かくれんぼの時も、鬼ごっこの時も、いつも2人でいた。それが良かった。そのままで良かった。
しかし、次第にエデンと会えない期間が長く続くようになる。それでも2人の絆は深まるばかりだった。毎日のように手紙を互いに書いていたし、お互いがお互いに恋をしていた。苦しくとも、まだ平気だった。2人は婚約者でいられたからだ。
しばらくすると戦争が始まった。どうして始まったかなんて、その時のジャンダルムには分からなかった。早く終わることを願っていたが、もう合うことは許されないだろうと心のどこかで思っていた。だから、せめてもう一度会いたくて、ジャンダルムは隣の国に密入国した。ひっそりと、ただ一人の護衛だけ連れて。
こうしてあらかじめ手配してあった場所でエデンに会った。お互いが自分の立場を理解していて、それと同時に諦めきれないでいた。
「ジャン・・・好きだよ・・・ずっとずっと、小さい頃から・・・ずっと・・・!これからもそうだから!」
「エデン・・・僕もだよ。好きだ・・・ずっと・・・この先の未来も・・・」
もう会えないと分かっていた。それでも止められなかった。だから、約束をした。叶えられないと分かっていた約束を。
「エデン・・・いつか必ず君を迎えに来るから・・・」
「・・・うん!私も待ってる・・・!」
2人は初めての口付けを交わす。あんなに長くいたけれど、これが初めてだった。
この約束がジャンダルムにとってはかけがえのないものだった。約束を守りたいと思った。だから今も必死に耐えている。全てを投げ出してしまいたいと何度も思ったが、ジャンダルムはこの約束がある限り、全てを投げ出せない。
「・・・本当は憎むべき相手なのに・・・」
先々代の王である父も、先代の王である兄もこの戦争で亡くなった。隣の国は憎むべき相手だと思っているし、ジャンダルムにとっても許せない相手だ。だからと言って、エデンを憎むことは出来ない。愛しさ以外の感情など湧くはずもない。だから苦しい。憎むべき相手と愛しい相手が同一であり、このどうしようもない悲しさだけがじわじわと体中に染み込んでいくようだ。
兄の言葉がなければ、今頃彼は降伏し、死刑になっていただろう。その方がいっそ楽だったかもしれない。でも、知ってしまったからには、死ぬわけにはいかなかった。
そう言えば、北京で肉まんの中にダンボールを入れて売ったとかいう話を聞きましたよ。しかも劇薬で歯ごたえを整えた・・・恐ろしいです。理由は経費節約の為とか・・・せめて動物を入れてください。ミミズとかの方がよほどマシです。
その点、日本は安心です。そんなことありませんから。
日本の歴史が大好きですvV
特に好きなのは戦国です。ロマンを感じます。
ていうか、乱とかが好きなんですよね、源平も然り。戦争は嫌いですけどね。
織田信長はたいがい、傍若無人的に思われてたりしますが、あの状況下ならやむおえないと思います。今川との戦いで家臣達に裏切られて、九死に一生ものですよ。それはひねくれて当然です。
私としては、上杉謙信が気になるばかりです。義の為に戦うってかっこいい!!
その点、日本は安心です。そんなことありませんから。
日本の歴史が大好きですvV
特に好きなのは戦国です。ロマンを感じます。
ていうか、乱とかが好きなんですよね、源平も然り。戦争は嫌いですけどね。
織田信長はたいがい、傍若無人的に思われてたりしますが、あの状況下ならやむおえないと思います。今川との戦いで家臣達に裏切られて、九死に一生ものですよ。それはひねくれて当然です。
私としては、上杉謙信が気になるばかりです。義の為に戦うってかっこいい!!
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