乙女ゲームのことやら色々よろずに日々思いついたことなどをつらつら書いております。ノーマルも勿論好きですが、腐ってるのも好きなので、苦手な人は注意。
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「あ~あ、どうして先輩ダイエットなんか始めたのかなぁ・・・今のままでも充分可愛いのにぃ・・・」
「桜川さん、ダイエットを始めたのですか?」
「うん、何でかなぁ?」
どういうめぐり合わせかは分からないが、登校時間がたまたま重なった颯大と時田。そこに何の偶然かは分からないが神城が加わった。
「ヒトミちゃん、好きな人が出来たらしいよ」
「え?!」
「なるほど・・・物語でよくある展開ですね」
「誰?!誰なの?!」
「鷹士さんのお友達の・・・シノブさん?だったかな。そんなことをヒトミちゃんが言ってたよ」
「桜川さんは年上好みなのですね」
「えー!!先輩に彼氏が出来たら、僕と一緒にお菓子食べられないじゃん!」
「大丈夫だよ。ヒトミちゃんは優しいから」
このメンバーだといまいち会話が成り立たないが、ヒトミの想い人だけはしっかり伝わったようだ。
学校に着いて、颯大はまずマンションのメンバーで同じ学年の橘に伝えた。
「ちょっと聞いてよ剣之助!ヒトミ先輩に好きな人が出来たって!!」
「は?あの食べ物にしか興味なさそうな先輩が?」
「ちょっとそれは失礼な発言だと思うけど、鷹士さんの友達のシノブって人らしいよ!!」
「へぇ・・・」
とても物珍しい話を聞いたような顔をしている剣之助であった。
一方、二年生の教室でもこんな話をしていた。
「え?桜川に?」
「はい。神城さんに聞いたのですが、鷹士さんのお友達のシノブさんという方だそうです」
「へえ・・・」
華原は少し考えてから透を呼んだ。何か面白いことを思いついたかのように。
「なあ、木野村。桜川に好きな人が出来たらしいぜ」
「え?ほ、本当に?」
「ああ。鷹士さんの友達のシノブさんだってさ」
「そ、そう・・・なんだ・・・」
「まあ、でも実際にその人物がちゃんといるかは分からないけどさ。鷹士さんに聞いてみたら分かるかもね」
「そ、そんなものなのかな・・・?」
「自分の妹のことぐらい鷹士さんだって分かってるよ」
この後、華原の作戦は恐ろしいほど巧くいくこととなる。
「ヒトミちゃんに好きな人か・・・」
「木野村先輩もその話聞いたんすか?」
「橘君」
部活の帰りが重なったらしく、方向も一緒なので、一緒に帰ることとなった透と橘。
「でも華原君がいうには、本当に実在する人間なのか分からないから、鷹士さんに聞いてみるべきだって言うんだ」
「ああ・・・実はヒヨコとかいうオチとか?」
「そ、それは・・・ないとは言えないけど・・・ヒヨコの為にダイエットするかなぁ・・・」
「あ、鷹士さんがちょうどいますよ」
用事があってちょうど外出していた鷹士と鉢合わせた二人。思い切ってシノブのことを聞いてみることにした。
「鷹士さん、先輩に好きな人が出来たそうなんすけど、鷹士さん知ってます?」
「・・・は?な、何だ?!何のことだ?!それは?!」
「鷹士さんの友達でシノブって人らしいっすけど」
「し、シノブ?!何で?!」
「それは知らないっすよ」
鷹士のあまりの慌てように透も橘も何も言い出せない。
ただ分かったことは一つだ。シノブはどうやら実在する人物らしいということだ。
鷹士は急いで家に帰り、ヒトミに問い詰めた。そしてヒトミはけろっとした顔で、何も動揺することもなく言った。
「うん、そうだよ。もう知ったの?お兄ちゃん」
その瞬間鷹士は意識を失った。
ごめんよ、お兄ちゃん!!こんなポジションで!! そして次こそはシノブが出ます。いつまでも照れてるわけにはいきません(笑)
「桜川さん、ダイエットを始めたのですか?」
「うん、何でかなぁ?」
どういうめぐり合わせかは分からないが、登校時間がたまたま重なった颯大と時田。そこに何の偶然かは分からないが神城が加わった。
「ヒトミちゃん、好きな人が出来たらしいよ」
「え?!」
「なるほど・・・物語でよくある展開ですね」
「誰?!誰なの?!」
「鷹士さんのお友達の・・・シノブさん?だったかな。そんなことをヒトミちゃんが言ってたよ」
「桜川さんは年上好みなのですね」
「えー!!先輩に彼氏が出来たら、僕と一緒にお菓子食べられないじゃん!」
「大丈夫だよ。ヒトミちゃんは優しいから」
このメンバーだといまいち会話が成り立たないが、ヒトミの想い人だけはしっかり伝わったようだ。
学校に着いて、颯大はまずマンションのメンバーで同じ学年の橘に伝えた。
「ちょっと聞いてよ剣之助!ヒトミ先輩に好きな人が出来たって!!」
「は?あの食べ物にしか興味なさそうな先輩が?」
「ちょっとそれは失礼な発言だと思うけど、鷹士さんの友達のシノブって人らしいよ!!」
「へぇ・・・」
とても物珍しい話を聞いたような顔をしている剣之助であった。
一方、二年生の教室でもこんな話をしていた。
「え?桜川に?」
「はい。神城さんに聞いたのですが、鷹士さんのお友達のシノブさんという方だそうです」
「へえ・・・」
華原は少し考えてから透を呼んだ。何か面白いことを思いついたかのように。
「なあ、木野村。桜川に好きな人が出来たらしいぜ」
「え?ほ、本当に?」
「ああ。鷹士さんの友達のシノブさんだってさ」
「そ、そう・・・なんだ・・・」
「まあ、でも実際にその人物がちゃんといるかは分からないけどさ。鷹士さんに聞いてみたら分かるかもね」
「そ、そんなものなのかな・・・?」
「自分の妹のことぐらい鷹士さんだって分かってるよ」
この後、華原の作戦は恐ろしいほど巧くいくこととなる。
「ヒトミちゃんに好きな人か・・・」
「木野村先輩もその話聞いたんすか?」
「橘君」
部活の帰りが重なったらしく、方向も一緒なので、一緒に帰ることとなった透と橘。
「でも華原君がいうには、本当に実在する人間なのか分からないから、鷹士さんに聞いてみるべきだって言うんだ」
「ああ・・・実はヒヨコとかいうオチとか?」
「そ、それは・・・ないとは言えないけど・・・ヒヨコの為にダイエットするかなぁ・・・」
「あ、鷹士さんがちょうどいますよ」
用事があってちょうど外出していた鷹士と鉢合わせた二人。思い切ってシノブのことを聞いてみることにした。
「鷹士さん、先輩に好きな人が出来たそうなんすけど、鷹士さん知ってます?」
「・・・は?な、何だ?!何のことだ?!それは?!」
「鷹士さんの友達でシノブって人らしいっすけど」
「し、シノブ?!何で?!」
「それは知らないっすよ」
鷹士のあまりの慌てように透も橘も何も言い出せない。
ただ分かったことは一つだ。シノブはどうやら実在する人物らしいということだ。
鷹士は急いで家に帰り、ヒトミに問い詰めた。そしてヒトミはけろっとした顔で、何も動揺することもなく言った。
「うん、そうだよ。もう知ったの?お兄ちゃん」
その瞬間鷹士は意識を失った。
ごめんよ、お兄ちゃん!!こんなポジションで!! そして次こそはシノブが出ます。いつまでも照れてるわけにはいきません(笑)
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