乙女ゲームのことやら色々よろずに日々思いついたことなどをつらつら書いております。ノーマルも勿論好きですが、腐ってるのも好きなので、苦手な人は注意。
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千尋は台所にてレシピと格闘していた。
普段料理はするものの、ケーキなどを作るのは自分一人ですることはない。だいたい風早がいるか那岐がいるか、どちらかと一緒にすることが多い。何だかんだ言いつつ、2人とも要領はいいので千尋はいつも手助けしてもらいながら作る。
しかし今回、風早は出張だ。風早自身、那岐の誕生日なので早く帰ってくるよう心がけるとは言っていたものの、準備には間に合わないだろう。だから今回は千尋一人なのだ。
「今回はどんなケーキがいいかなぁ・・・やっぱりノーマルに苺のケーキかな。チョコプレートには何て書こうかな?那岐お誕生日おめでとう、とか?そうだ、キノコの落書きもしちゃえ!」
ケーキの上に飾るチョコにキノコの絵を書くのは微妙な感じだが、あえてそこはスルーだ。
生地を作るのはお手の物だ。一緒に暮らし始めて以来、誕生日にはずっと作ってきたものだ。最初こそ巧くはいかなかったものの、今では手馴れてきた。しかし問題は生クリームの方である。葦原家に全自動泡だて器などない。自分の力で泡立てなければならない。女性の力で泡立てるのは非常に大変で、千尋は一度失敗していた。
「今度こそ・・・む~ん・・・」
「何唸ってるの?」
「泡立てが・・・て、那岐?!入ってきちゃ駄目だって言ったじゃん!!」
「お茶飲みに来ただけだよ。千尋があんまりここを占領するから仕方ないだろ?」
「確かにそうだけど・・・」
「これ、ホイップ?」
「あ、そっちは失敗した方なの!!泡立たなくて・・・」
「ふぅん・・・」
那岐は失敗した生クリームを指ですくって舐めた。
「味は悪くないみたいだけどね」
「だから食べちゃ駄目だってば!!」
「はいはい・・・楽しみにしてるよ」
ED
あれ? これって那千? そして今日中に他のやるのは無理くない??(これから弟の課題を手伝わねばorz)
普段料理はするものの、ケーキなどを作るのは自分一人ですることはない。だいたい風早がいるか那岐がいるか、どちらかと一緒にすることが多い。何だかんだ言いつつ、2人とも要領はいいので千尋はいつも手助けしてもらいながら作る。
しかし今回、風早は出張だ。風早自身、那岐の誕生日なので早く帰ってくるよう心がけるとは言っていたものの、準備には間に合わないだろう。だから今回は千尋一人なのだ。
「今回はどんなケーキがいいかなぁ・・・やっぱりノーマルに苺のケーキかな。チョコプレートには何て書こうかな?那岐お誕生日おめでとう、とか?そうだ、キノコの落書きもしちゃえ!」
ケーキの上に飾るチョコにキノコの絵を書くのは微妙な感じだが、あえてそこはスルーだ。
生地を作るのはお手の物だ。一緒に暮らし始めて以来、誕生日にはずっと作ってきたものだ。最初こそ巧くはいかなかったものの、今では手馴れてきた。しかし問題は生クリームの方である。葦原家に全自動泡だて器などない。自分の力で泡立てなければならない。女性の力で泡立てるのは非常に大変で、千尋は一度失敗していた。
「今度こそ・・・む~ん・・・」
「何唸ってるの?」
「泡立てが・・・て、那岐?!入ってきちゃ駄目だって言ったじゃん!!」
「お茶飲みに来ただけだよ。千尋があんまりここを占領するから仕方ないだろ?」
「確かにそうだけど・・・」
「これ、ホイップ?」
「あ、そっちは失敗した方なの!!泡立たなくて・・・」
「ふぅん・・・」
那岐は失敗した生クリームを指ですくって舐めた。
「味は悪くないみたいだけどね」
「だから食べちゃ駄目だってば!!」
「はいはい・・・楽しみにしてるよ」
ED
あれ? これって那千? そして今日中に他のやるのは無理くない??(これから弟の課題を手伝わねばorz)
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