乙女ゲームのことやら色々よろずに日々思いついたことなどをつらつら書いております。ノーマルも勿論好きですが、腐ってるのも好きなので、苦手な人は注意。
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ずっと疑問に思ってたことを、遙か5の八葉達に会話してもらいました。ヤマもなければオチもなく、自分でもそんなに好きじゃない、ほぼ会話オンリーの文体で、グダグダな感じなので、日記の方に。見たい方だけ、読んで下されば・・・読んで下されば嬉しいです!勿論!
※だいたい全員が揃うあたりなので、長州→京くらいの頃だと思って下さい(なくても良い時間設定)
「瞬、ずっと気になってたんだが…お前、自分の弟に冷たくないか?」
龍馬がそう尋ねてきたのを、瞬は全く顔色を変えなかったが、内心では面倒なことを聞いてきたことに少し苛立った。間違いなく、長い話になるだろうし、そして答えも平行線をたどることが目に見えているからだ。
「祟はゆきを裏切った。自らの役目や恩を無視し、敵方についたんだ。優しくする理由がない」
「確かにそれは許せないことだが…それを差し引いても冷たすぎやしないか?」
「…兄はそういうものだろう」
「でも晋作はそうじゃないぜ?」
「……龍馬、それは人それぞれだと思うが…」
晋作はまさか自分に振られるとは思っておらず、曖昧に返事を返した。確かに妹が何人もいて、自分より上に生まれた者がいない晋作ならば、ほぼ瞬と同じ条件と言えようが、家庭の事情にもよるのだから、一慨に同じような感覚とは言えない。ただ、晋作から見れば、下の者=守るべき者という感覚が強い為、瞬と祟の関係はなかなか理解しがたいものはあるが。
「俺はよく姉に手紙を書くぜ」
「……手紙など滅多と書くことはない」
何故ならEメールという便利なものが瞬のいた世界にはあるのだから。そしてそもそも、瞬は祟に特別なことがない限り連絡を取り合おうと思ったこともないし、祟もそうだろう。
「そうなのか?」
晋作が大層驚いた様子でそう聞き返してきた。瞬はこの場にゆきや都がいれば説明の手間が省けただろうにと、溜め息をつきたくなった。
「男兄弟はそういうものだと思うけど?」
瞬が説明する代わりに、帯刀がそう割り込んできた。
「そういうもんか?」
龍馬が首を捻る。
「私も兄が一人いるけれど、特別なことがない限り、連絡を取ろうとは思わないね。まあ、互いにどういう状況にあるかどうかくらいは分かっているからかもしれないけれど」
瞬がおおよそ言いたかったことは帯刀が代弁してくれたので、瞬は何も言わなくて済んだ。瞬はこのまま、自分が自然に抜ける機会を伺ったが、そうはいかなかった。
「じゃあ、他の奴らにも聞いてみようぜ!」
そう言って、瞬の手を引いて、龍馬が歩きだしてしまったからだ。災難だ、という視線を他の二人に投げかけられたが、全く助ける素振りもないのだから、ほぼ同罪である。
「兄弟…ですか?ええ、兄が二人、姉が五人、弟が三人いますよ」
「俺は、兄が四人、姉妹が五人いますが…」
偶然かどうかは知らないが、アーネストとチナミに同時に出くわしたので、兄弟がいるかについて尋ねたところ、こう答えが返ってきた。
「それがどうかしましたか?龍馬さん」
「いや、瞬が自分の弟に冷たく接するのが不思議でな…けど、帯刀がそう頻繁に兄弟とは連絡を取ったりするものでもないとか何とか…だから、男兄弟はどういうもんなのか知りたくてな」
「ああ……なるほど」
ご愁傷様です、という視線をアーネストは瞬に投げかける。だから、そういう視線を送るくらいなら、早くこの茶番を終わらしてもらいたいと瞬は心底そう思った。
「俺は……兄上のことは尊敬しているし、連絡を取る方法があるなら、そうする」
チナミは深刻な表情でそう呟く。チナミに対して、兄弟の話題は今は良くなかったとその場にいた全員が後悔した。
「チナミくんはお兄さんを尊敬してますし、特別仲の良い兄弟だったようですから、仮に遠く離れた距離にいても連絡は取り合っていたでしょう。けれど、普通はそう連絡は取り合わないと思いますよ」
「アーネストもそうなのか?」
「ええ。せいぜい両親に手紙を書けば良い方です。私の場合は遠すぎるので、連絡を取り合うことが難しいというのもありますが」
そもそも、チナミとマコトのように仲の良い男兄弟という方が希少なもののように思われる。
「うーん…そういうもんなのか…」
だが、龍馬はいまいち納得できないらしい。龍馬は非情に筆まめな男なので、家族への手紙は欠かさないし、姉への手紙も頻繁に送っている方だ。だからこそ、距離感のある兄弟関係にいまいち理解出来ない。
「…私の場合は、立場が弟だから瞬がどう考えているかは分からないけれど、男兄弟っていうのは総じて競うものだよ、龍馬」
「競う?」
「異性の兄弟と比べて競うべき部分が多くなるからね。剣術、学問、或いは容姿も……それに瞬の場合は、ゆきくんがいるから、競う部分が多くなるでしょう」
「あー…なるほど……そりゃ、確かに競うかもな」
何にどう納得したのか知れないが、瞬はこれで一段落つきそうなので、何も言わなかった。誤解されようが、何だろうが別に構わない。
実際は根本的にタイプが違いすぎて、合わないだけというのはこの場にいる誰も知らない。
終われ。
ぐだぐだして終わったけれども、桐生兄弟が仲が悪いのは根本からの問題と思いますし、そもそも男兄弟ってそんなに仲良くないよね、という話。有川兄弟が良い例だと思いますw 距離感的には銀髪兄弟あたりも然りかと。近くはない距離感があるのが男兄弟なんですよ、という話です。要は、瞬兄や祟くんが極端に冷めてるわけではないのよ!と言いたかっただけですwww
「瞬、ずっと気になってたんだが…お前、自分の弟に冷たくないか?」
龍馬がそう尋ねてきたのを、瞬は全く顔色を変えなかったが、内心では面倒なことを聞いてきたことに少し苛立った。間違いなく、長い話になるだろうし、そして答えも平行線をたどることが目に見えているからだ。
「祟はゆきを裏切った。自らの役目や恩を無視し、敵方についたんだ。優しくする理由がない」
「確かにそれは許せないことだが…それを差し引いても冷たすぎやしないか?」
「…兄はそういうものだろう」
「でも晋作はそうじゃないぜ?」
「……龍馬、それは人それぞれだと思うが…」
晋作はまさか自分に振られるとは思っておらず、曖昧に返事を返した。確かに妹が何人もいて、自分より上に生まれた者がいない晋作ならば、ほぼ瞬と同じ条件と言えようが、家庭の事情にもよるのだから、一慨に同じような感覚とは言えない。ただ、晋作から見れば、下の者=守るべき者という感覚が強い為、瞬と祟の関係はなかなか理解しがたいものはあるが。
「俺はよく姉に手紙を書くぜ」
「……手紙など滅多と書くことはない」
何故ならEメールという便利なものが瞬のいた世界にはあるのだから。そしてそもそも、瞬は祟に特別なことがない限り連絡を取り合おうと思ったこともないし、祟もそうだろう。
「そうなのか?」
晋作が大層驚いた様子でそう聞き返してきた。瞬はこの場にゆきや都がいれば説明の手間が省けただろうにと、溜め息をつきたくなった。
「男兄弟はそういうものだと思うけど?」
瞬が説明する代わりに、帯刀がそう割り込んできた。
「そういうもんか?」
龍馬が首を捻る。
「私も兄が一人いるけれど、特別なことがない限り、連絡を取ろうとは思わないね。まあ、互いにどういう状況にあるかどうかくらいは分かっているからかもしれないけれど」
瞬がおおよそ言いたかったことは帯刀が代弁してくれたので、瞬は何も言わなくて済んだ。瞬はこのまま、自分が自然に抜ける機会を伺ったが、そうはいかなかった。
「じゃあ、他の奴らにも聞いてみようぜ!」
そう言って、瞬の手を引いて、龍馬が歩きだしてしまったからだ。災難だ、という視線を他の二人に投げかけられたが、全く助ける素振りもないのだから、ほぼ同罪である。
「兄弟…ですか?ええ、兄が二人、姉が五人、弟が三人いますよ」
「俺は、兄が四人、姉妹が五人いますが…」
偶然かどうかは知らないが、アーネストとチナミに同時に出くわしたので、兄弟がいるかについて尋ねたところ、こう答えが返ってきた。
「それがどうかしましたか?龍馬さん」
「いや、瞬が自分の弟に冷たく接するのが不思議でな…けど、帯刀がそう頻繁に兄弟とは連絡を取ったりするものでもないとか何とか…だから、男兄弟はどういうもんなのか知りたくてな」
「ああ……なるほど」
ご愁傷様です、という視線をアーネストは瞬に投げかける。だから、そういう視線を送るくらいなら、早くこの茶番を終わらしてもらいたいと瞬は心底そう思った。
「俺は……兄上のことは尊敬しているし、連絡を取る方法があるなら、そうする」
チナミは深刻な表情でそう呟く。チナミに対して、兄弟の話題は今は良くなかったとその場にいた全員が後悔した。
「チナミくんはお兄さんを尊敬してますし、特別仲の良い兄弟だったようですから、仮に遠く離れた距離にいても連絡は取り合っていたでしょう。けれど、普通はそう連絡は取り合わないと思いますよ」
「アーネストもそうなのか?」
「ええ。せいぜい両親に手紙を書けば良い方です。私の場合は遠すぎるので、連絡を取り合うことが難しいというのもありますが」
そもそも、チナミとマコトのように仲の良い男兄弟という方が希少なもののように思われる。
「うーん…そういうもんなのか…」
だが、龍馬はいまいち納得できないらしい。龍馬は非情に筆まめな男なので、家族への手紙は欠かさないし、姉への手紙も頻繁に送っている方だ。だからこそ、距離感のある兄弟関係にいまいち理解出来ない。
「…私の場合は、立場が弟だから瞬がどう考えているかは分からないけれど、男兄弟っていうのは総じて競うものだよ、龍馬」
「競う?」
「異性の兄弟と比べて競うべき部分が多くなるからね。剣術、学問、或いは容姿も……それに瞬の場合は、ゆきくんがいるから、競う部分が多くなるでしょう」
「あー…なるほど……そりゃ、確かに競うかもな」
何にどう納得したのか知れないが、瞬はこれで一段落つきそうなので、何も言わなかった。誤解されようが、何だろうが別に構わない。
実際は根本的にタイプが違いすぎて、合わないだけというのはこの場にいる誰も知らない。
終われ。
ぐだぐだして終わったけれども、桐生兄弟が仲が悪いのは根本からの問題と思いますし、そもそも男兄弟ってそんなに仲良くないよね、という話。有川兄弟が良い例だと思いますw 距離感的には銀髪兄弟あたりも然りかと。近くはない距離感があるのが男兄弟なんですよ、という話です。要は、瞬兄や祟くんが極端に冷めてるわけではないのよ!と言いたかっただけですwww
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