2007/12/07 (Fri) ちょっとウケたこと。

　それは今日の朝講習のこと。O先生が「F大を滑り止めでもいいから受ける人挙手」と言って、数人が手をあげました。その中に私も含まれております。そしてある男子H君が一言。「滑り止めが動摩擦係数0で滑り落ちていく」　数学メンバーは全員物理選択者なので、一同爆笑しました。
　世の中には物理を習っていない方もいるだろうから、補足しておきます。何となく分かるかもしれませんが。
　少なくとも地球上では摩擦力が生じます。生じなければ、止まることは出来ません。摩擦とは動こうとする向きの反対に働く、言わば反作用のようなものなのです。例えば廊下を走ってみても、床に働く摩擦力の為、必ず止まる、ということです。力の大きさを式で表すとこうなります。
摩擦力＝動摩擦係数×質量
　さあ、そこで動摩擦係数を0にしてみましょう。お分かりのように摩擦力は0となるのです。つまり、止まれない。もちろん先ほど「滑り落ちる」というのは坂道のことであり、何の抵抗もなく落ちていきます。お分かりいただけたでしょうか？

　笑ってる場合じゃない話ですよね(笑)

　でも、皆疲れているのか、はたまた実感がないのか、笑ってましたね。私もかなりツボにはまってしまいました。巧いな、とか思ってしまいました。

　ていうか、日記に何書いてるのって感じですね。分かりにくい説明ですみません。「これ使えるじゃん！！」とか思った方は友達にでも言ってみて下さい。分かる人のみ笑ってくれます。(物理とか冗談とかが)　受験生には言っては駄目ですよ？(笑)