2011/11/15 (Tue) 沖チナも好きなんです。

　沖チナもそこそこに好きですが、奴らの魅力は絡みに限定されないんですよ。
　勿論、互いにすごく可愛いです。きゃいきゃいしてるの容易に想像できます。若者同士の愛らしい絡みに期待ってやつです。チナミくんが怒って、沖田がスルーする、或いは天然でからかう。素晴らしいじゃないかと。

　でも、こいつら切ない対極にもいるんですよ。
　チナミくんは多分、これ以上誰かを失うのは嫌だという思いが強いと思うんです。既に大事な人達を失ってしまっているので。新しく大切な人が出来た場合って、その人しかいなくなる可能性高いと思うんです。チナミくんは精神的に自律して、人を好きになるだろうけれど、彼にとってのオンリーワンに違いはなく、誰よりも誰かを失うことに怯えていると思います。その痛みを知って尚、失うって分かって平然ではいられないと思います。
　でも、沖田は死の運命を背負っているじゃないですか。特に沖チナの沖田は、チナミの真っ直ぐな点とか、何かに対して一直線な点とかに惹かれるでしょうし、その結果、自我の芽生えが起きると思うんです。そして、新撰組としての運命を辿る・・・と。
　つまり、沖田を変えたのはチナミくんで、その結果、死への揺るぎない道筋を作ってしまうんです。チナミくんはもう失いたくないのに。
　でも、失いたくない！って思うけれど、チナミくんはどちらかというと考え方は高杉に近いですから、志の為に死ぬことを止められないと思うんです。武士としてのあるべき姿だって思いが、高杉ほどじゃないにしてもあると思うんです。ゆきちゃん相手なら、「女だから」と「ゆきちゃん一人が犠牲は嫌だ」と思うから止めるでしょうけど、沖田の場合は沖田一人の犠牲ではないですし、自分の志を貫いた結果は、兄と被って止められないだろうなと。

　チナミくんが相反する思いが渦巻くし、沖田も教えてくれたチナミくんを傷付けることにも躊躇いを覚えて動けなくなる・・・みたいな感じで、萌えると思った、昨日の晩の話です←
　今日も正直、仕事疲れましたorz